ピアノ防音室 施工事例
【マンションピアノ】K様邸 ピアノ防音室
仕様
用途 | ピアノ防音室 |
タイプ | マンション |
施工日 | 2016年4月30日 |
【防音設計について】
演奏される楽器はグランドピアノという事でピアノの音を上・下階及び西側隣戸に対して24時間完全防音とする防音設計と致しました。マンションでグランドピアノを24時間演奏できる完全防音室計画となります。
当案件ではメイン防音ターゲットは下階に対する遮音性能ですが、上下階はブレーカーを落として電気製品の騒音が一切ないマンション一室のデータを用いそこへ漏れた音が上下階の暗騒音値以下に成る遮音性能を図1で求めました。
Dr-66以上と成ります。(床方向、天井方向共)ただし当プランでは更に強い遮音性能で設計しておりDr-73としました。
家内方向へはある程度の音漏れは許容されるとしてDr-40程度をみております。防音ドアPlan-2ではYAMAHA性の防音ドアを採用し、引き戸と合わせてDr-40以上を見込んでおります。
【防音施工に付いて】
防音工事のため天井は解体致します。
その上で現状の床の上に浮き構造の防音防振床を施工し、その上に防音壁を施工、天井には防音防振床を施工し、その上に防音壁を施工、天井には防振防音天井を施工します。
【室内音響他に付いて】
室内音響は天井を全面吸音にしデッドとライフの中間の響きを計画しております。
壁はクロス仕上げで、床はフローリングです。エアコンは移設で、換気は消音ロスナイで家内に対して行います。
照明は現状の照明器具を使えるように天井についているコンセントを防音天井い移設します。(照明器具を新たにお求め頂き設置する事もできます)コンセントは4か所設置致します。防災器具の移設は見ておりますが、インターフォンの接続は見ておりません。
商品紹介
マンション完成と同時にピアノ防音室も完成した為、居住者様が入居する前に音響調査が出来た珍しい例で、防性能は設計時はDr-66でしたが下記の実測データではDr-70が上下階ともに出ております。 音大受験の女性がユーザーなのですが防音室完成から半年後にお伺いした時にNOクレームとのお言葉を頂いた例です。
こちらの施工事例ページでは防音室完成後の一部分を公開しております。
防音工事の全体をお知りになりたい方は、弊社にお問い合わせいただければご確認いただけますので、お気軽にお問い合わせください。